広布の大河に君ありて tori

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組織の効用

  入信した当初、組織とはあまり縁が深くなかった私の信心ですが、宗門事件をきっかけに、より学会の方に信心が落ち着きましたので、それから地区部長や副支部長などの役職をもらって、いつのまにか地域では中堅の幹部さんみたいな立場になりました。
 
 私の周りの幹部さん達も、なりたくてなってる方は少ない・・・私もその部類ですが、人材不足で、今後もそれなりに役職は増えてくると思います。

 年代的にも近い方が多く、日ごろ、顔を合わせる幹部さん達ともタメ口の会話ですし、言いたいことはちゃんと言います。あまり遠慮しませんし、好かれようとも思いませんが、組織の居心地も相応に、良くなってきました。

 なかには組織に何かを求めて、行かれる方もおられるかも知れませんが、私の場合、それはあまりありません。以前はあったのですが、組織にその答えを求めても無理だとわかってからは、少し見方が変わりました。

 幹部さんといっても信心は似たりよったりですし、相当上の幹部さんでも功徳というのは、いい暮らしをすることだと思っておられるような方もおられます。そういう方にこちらの悩みを話す気はあまりおきませんし、どんなことも、唱題と折伏で打開していくしかないわけです。これだけ学会の指導集や出版物があふれている時代ですから、教学だって指導だって、一人で充分学んでいけます。

 ですから一人で信心していこうと思えば、ある程度はできるように思います。ところがそれではあまり信心は広がったり、深化していかないのです。組織に出て、芋の子を洗うようにガチャガチャやる、他者の生命とぶつかる・・・そういうことで生命が自然と研磨、練磨されていくことを感じるのです。

 また自分が主体者になって能動的にやっていこうと思うと、組織には結構いいもの、いいことががたくさんあります。多くの出会いや人とのふれあいもそうですし、他者から刺激を受けたり学ぶことも多い。それは個人活動ではなかなか得られません。気がつくと人に励ましを送る自分がいます。自分の対人的な苦手や人嫌いまでも克服し、生命を豊かで骨太なものにしていける、組織にはそんな効用を感じます。

 本来、人づきあいが上手ではありませんが、そういう自分が信心で、社交的に、積極的になっていく・・・他者と交わるのが苦痛から喜びへと変化していく。そういう自分に変わりました。

 今では誰とでもOKな感じがします。どの人とも対応してそれなりに話ができる・・・(相手が私を嫌えば仕方ありませんが)それはやはり私の体内で起こった功徳の現証です。

 先生は「学会の組織は生命の安全地帯である」と言われています。異体同心の言葉を思うならば、連帯していくべきですし、それによって自分の生命はいや増して強くなります。

 姿はどうあれ、みんな仏子の集まりです。その尊い集まりから、離れる自分の生命をよく見つめなければいけない・・・そんなこともかつて思いました。

 損か得かでいえば、絶対、組織につく方が価値的というのが私の体験です。
 言葉は悪いですが、自分が人間革命していくために、組織を利用すればいいと思うのです。いやだと思うことも辛抱してやっていくと、何か意味がある。そこに自分を見つめる鏡が落ちている。そこから人間革命ですから。


ブランコ_R




 ある幹部さんが、高齢の会員の方に、「王城会」と言って会館警備の話をお願いしようと持っていった。その方は一線の役職を引いてから、近年、ほとんど活動にも出なくなり、ここのところは訪問する人もいなかったそうです。だから行った幹部も話を断られるだろうと思っていたそうです。
 玄関で丁寧にその話をしたら、ちょっと待ってくださいということで奥に引っ込まれた・・・どうされたんだろうと待っていると、その方がハンカチを手に戻ってこられたそうです。そして「もう自分は組織から遠ざかり、後はこのまま灯が消えるように忘れられてしまうんだろうと思っていた。それが会館警備についてほしいと言ってこられた。私にもまだ使命があったのかとうれしくてうれしくて奥で涙していたのです」と言われたそうです。
 私もその話を聞き、瞬間、うるっと来てしまいました。その人の信心の灯は赤く灯っていたのです。

 この話を聞くと、組織が面白くないとか、あいつが嫌いだからとか、そんなこと言う方がちょっと恥ずかしい気持ちになります

  組織に出ればたくさんの問題にぶつかります。出ない方がある意味、楽に決まっています。でもそこにはいっぱい宝物が落ちている。苦労や嫌いだと思うものの中に、自分が変革しなくてはいけない業や人間性がある。それをみつめ、人間革命につなげていく・・・それも組織のありがたさであるとつくづく思うのです。

 今、組織に出ておられない方がおられれば、「一緒にやろうよ」・・・そんな声をかけたいですね。




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