広布の大河に君ありて tori

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勝利魂


「冬は必ず春となる・・・」

 多くの方がこの御聖訓に励まされて、宿命と戦ってこられたと思います。私も年ごとに、この御文の意味を噛みしめながら前進してきました。

 まさに冬を越えなければ春はやってこない。「宿命の冬」「試練の冬」を乗り越えて、暖かな春の陽射しに包まれるような、そんな幸せの境涯を獲得できる信心です。厳しい冬を耐え抜いて花開いた幸福こそ、三世に薫る本当の幸福であり、その究極は何ものにも壊されない、生命の「絶対的幸福」、また「一生成仏」であると説かれます。

 そういう素晴らしい幸福が誰の生命にもある・・・釈迦仏法でも天台の法華経でも難しかった「一生成仏」を、日蓮大聖人様は「南無妙法蓮華経」のわずか七文字で誰もが「即身成仏」できるようにしてくださいました。

 延々と続く歴劫修行や、難解な理論を究(きわ)めないと駄目だとなると、私なんか入り口でアウトです。(笑)

 それを一心に妙法を信じて唱えれば、お釈迦さんぐらいの仏に易々(やすやす)となれるよと言われるのですから、ほんとうに親切な仏様です。この仏法にめぐり合えたことは奇跡であり、不思議というほかありません。それがわかると「歓喜と感謝」の心でお題目があがるに違いありません。

 もし大聖人様がこの仏法を顕してくださらなければ・・・もし創価三代の死身弘法の会長先生がおられなければ・・・世界は希望のない闇の世界だったことでしょう。我々も宿命転換も一生成仏もできないまま、六道を流転する不幸な民で終わったことだと思います。

 牧口先生が命を捨てて、大難の獄中闘争を忍んでくださったから、今の私たちがあることを、決して片時も忘れてはならない・・・いつもそう思います。今も私は冬の拘置所の牧口先生を偲ぶ時がよくあります。日蓮仏法の広布の大河の流れはその牧口先生、戸田先生の獄中闘争から始まりました。その会長先生の御恩に報いて学会を守りゆく生き方が、人として正しいのであり、仏の血脈を受ける人だと私は信じます。

 

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 有名な「苦徹成珠(くてつじょうじゅ)」(苦に徹すれば珠となる)という言葉は作家の吉川英治氏の言葉です。どんな世界にあっても、一流の人というのは、きっと苦に徹する修行の時代を耐え抜いた人ということでしょう。まして無上の幸福を獲得する信心の修行です。「宿命の苦」に徹して、「胸中の珠」を辛抱強く磨きぬいていく、強い忍耐力と持続の心が必要です。

 信心してあっという間に幸せになったら、それは嬉しいかもしれませんが(笑)、ありがたみも喜びもきっと薄っぺらなものです。苦労してつかむから値打ちもあるというものですね。

 私は苦しくてつらい時、その大きな苦を持ち上げてひっくり返す、あたかも力士のような力が、生命の底から湧いてくるのを感じます。「さあ来い、勝負だ!」といった勇猛心です。私はこれを「勝利魂(しょうりだましい)」と呼んでいます。(笑)この「勝利魂」がある限り、自分は負けるものか・・いつもそう確信します。

冬を愛する人は 心広き人
根雪をとかす大地のような ぼくの母親  (四季の歌)

 世間の歌ですが、やはり冬の根雪を溶かすのは、壮年部ではなくて母である婦人部のようです。(笑)
尊敬する婦人部の皆さん、これからも宜しくお願いいたします。

 思うようにいかない人生の冬を、信心を抱きしめ、多くの同志の方が戦っておられます。その方たちを励まし、ともにスクラム組んで、春をめざして私も生き抜いていこうと思います。


 寒さが本当に厳しくなりました。豪雪の被害に会われた皆様、また冬のさなか、復興への戦いをされています東北の皆様に、心よりお見舞いと激励を申し上げます。同志としていつもお題目を送らせていただきます。



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