広布の大河に君ありて tori

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世界を変えゆく力


 先日、NHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」という番組で、北海道大学教授の高田礼人(あやと)さんが紹介されていました。今、最前線でエボラやインフルエンザウイルスを研究しておられる46歳の若き研究者の方です。

 エボラと言えば近年、大変猛威をふるっている強毒のウイルスですが、アフリカが主な感染源であり、インフルエンザほど一般的ではないため、その抗ウイルス剤も確かなものはまだないのが現状です。

 高田さんは現場主義で、インフルエンザでもウイルスの元凶である動物の血を採取するため、海外の現地へとすぐに飛んで行かれます。洞窟に入り、コウモリを採取するところから自分でやられるのです。相手がエボラウイルスのような場合、それこそ命がけなわけですが、その勇敢な姿勢に、高田氏の並々ならぬ情熱と行動力を垣間見ました。

 自己の名誉などと言うことではなく、(名誉を欲しがる人は、命を顧みない行動などとれません)人命を救いたいという、その純粋な学者魂は、仏法でいう声聞、縁覚界を越え、菩薩界の働きさながらのように思われます。

 その姿から、私は先駆者として世の中を変えていく人の精神を感じました。未知なる世界に挑戦する勇気と知性、情熱と行動、そして苦しむ人のためになりたいという人間愛・・・世の中を変えゆくフロンティアとしての資質を、何とたくさん持ち合わせた人だろうと思いました。長髪の野武士のような風貌、学生たちと、また自宅で奥様と、磊落(らいらく)にお話されている飾らない人柄にも好感がもてました。

 世界を変えゆく力・・・それはどの世界であれ、まさに情熱ではないか?私はそう思います。何かと戦うこともない情熱なき生き方は、食べて寝るだけの動物とあまり大差ないようにさえ思えてしまいます。



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      <阪神大震災から10年ほどたった頃の神戸の夜景です。美しさよりも
        震災の傷跡を、まだ強く感じながら眺めていました。>(六甲山頂付近より)


 
 私も日頃、自分自身に「情熱の火は燃えているか?」と尋ねてみます。もちろん、世のための研究をするような資質も持ち合わせていないわけですが、それでも今は日蓮大聖人の仏法をたもって生きる身であり、世界とは言わずとも地域の広宣流布に対して、私なりに責任と使命を感じてもいます。

 魔軍と戦う勇気はあるか? 折伏精神はあるか?その情熱を絶やさず、日々、行動していかねば、10年たっても広宣流布は絵に描いた餅にすぎない・・・そう思います。

 情熱があれば、惰性や諦めの心と戦うことができます。また一日を大事な目的のために使うことができます。死ぬ時から逆算しますと、時間はどんどんなくなっていくわけで、いかに今日一日を生きるか・・・

 偉大な人というのは才能ではなく、生涯、夢の実現に向かって、情熱の炎を燃やし続けられる人なのかもしれません。

 仏法に巡り合えたこの千載一遇のチャンスに、広布のために貢献したい、後継の人を何とか育てたい・・・一歩でも精進して強い人間になろう・・・そう日々、決意を新たにしゆくものです。

 自らが決めたゴールに向かい、ひたすら歩きゆく人生・・・それこそが人として輝く、また豊かな実りある人生であり、悔いの残らない価値ある生き方であると、番組を見ていて意を強くしました。

 そういう情熱を傾けられる信心に巡り合えたことに、今は心から感謝したいと思います。

 

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