2015
04.13

『組織』は人間革命の道場なり

Category: 信心

 ネットを見ていますと、学会の組織活動が、「楽しくない」、「自分には意味がない」「嫌いだ」「幹部がひどい」といった意見がまま見られます。組織に出ない方(かた)が、いきおい、ネットで本音を漏らされているのかもしれません。

 私もかつて組織活動が苦手で嫌いでしたので、組織に出たくない人の気持ちも多少はわかります。私の場合は、会合に出るといつも歓喜が消えうせ、頭痛を併発し、がっかりして帰ることが多かったのです。(すごいですね。すべて私の害毒です。(笑))

 ネットに比べますと、リアルなり組織は、お互いの生活の様子や人柄が隠せない、つまり顔が見えて嘘や隠し事が通用しない、そういう中での日々の活動ということになるかと思います。ある意味、いいも悪いも全部さらけ出さねばなりません。
 
 そこに大変さや難しさがあるのは当然ですが、私はだからこそ自分にとって大事なものがあるのでは…といつも思います。

 つまり、自分が人に見られたくないようなところ、避けたいところが、実は一番その人が人間革命しなければならないところだからです。

 そんな私が組織活動に真剣に取り組もうと思ったのは、やはり戸田先生の「学会の組織は戸田の命より大事」という言葉があったからです。この言葉の意味はきっと深くて重いに違いない…と当時は想像し、組織について行く方が正しく、また同志の世界から離れて信心したところで、福運を消すことの方が多いだろうということも感じていました。



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 それと同時に、組織に呼吸が合わせていけないということは、組織が悪いのではなく、自分にも人間的な問題があるのだと、そういうことも考えるようになりました。

 なぜなら組織を嫌う自分、その命には結構、自分の幸福を妨げているものがあったからです。怨嫉、上慢、利己主義、我見、反発心、わがまま、無責任・・・・と、ちょっとあげるだけでもいいことありません。

 逆に嫌いな組織の中にこそ、自分を革命していくことがいっぱい落ちています。「師弟不二」、「異体同心」という仏法の本義をはじめ、協調性、人の話を聞く、人を愛する、同苦し激励する・・・と人間革命に必要なエッセンスが満載です。

 日々の地道な組織活動の積み重ねに、同志間の信頼も生まれます。地域で信用や信頼を勝ち得ることが、広布の土台であり、それがあってはじめて、折伏も広宣流布も進展していくのでしょう。

 組織に出る出ないでその人の信心の良し悪しが決まるとは思いません。出てこない方の中には複雑な事情をお持ちの方もおられれば、単独ですごい信心をされている方もおられます。(個人的に存じ上げています。)しかし、私は、特別な事情がない限り、地元の学会の組織、地域が、自分の信心の根本道場であるべきだと思います。

 もし、組織の中に仏法に照らして間違いがあれば、時には厳然と戦うことも必要だと思います。私もある会員さんのためにそういう経験があります。また普段の家庭訪問も当然、組織に出てこれない方を訪問することが大事になってきます。組織が良くないと思えば、私は自分で変えていこうと、その都度決意して御本尊様に祈りました。

 自分の住んでいる場所がその人にとって使命の場所であり、そこで起きる様々な悩みを乗り越えて行くことが、その人の人間革命です。居住の地域を寂光土に変えていく、また自分もそこで輝いていく、これこそが日蓮仏法の功徳の姿ですね。それを怠って、そこから離れてしまえば、それは念仏的、非現実的であり、本当の人間革命からずれていくように思えてなりません。

 組織のことは私も10年近く苦しみました。それでも負けずにぶつかって行って、そしていま、師匠の作られた学会の庭で喜んで活動できるまで、なんとか変毒為薬ができたと思います。今は頭痛も出なくなりました。(笑)

 組織と言っても基本は師弟の世界であり、共に信心を支え合っていく、同苦と励ましに尽きると思います。

 私はこれからも自分の住むこの地域とその人々を愛し、その中に入り、この地に骨をうずめる覚悟で、我が地域の仲間と共に戦っていこうと思っています。

(記事は、後で一部追記、訂正しました。)




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