2015
01.10

世界を変えゆく力

Category: 未分類

 先日、NHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」という番組で、北海道大学教授の高田礼人(あやと)さんが紹介されていました。今、最前線でエボラやインフルエンザウイルスを研究しておられる46歳の若き研究者の方です。

 エボラと言えば近年、大変猛威をふるっている強毒のウイルスですが、アフリカが主な感染源であり、インフルエンザほど一般的ではないため、その抗ウイルス剤も確かなものはまだないのが現状です。

 高田さんは現場主義で、インフルエンザでもウイルスの元凶である動物の血を採取するため、海外の現地へとすぐに飛んで行かれます。洞窟に入り、コウモリを採取するところから自分でやられるのです。相手がエボラウイルスのような場合、それこそ命がけなわけですが、その勇敢な姿勢に、高田氏の並々ならぬ情熱と行動力を垣間見ました。

 自己の名誉などと言うことではなく、(名誉を欲しがる人は、命を顧みない行動などとれません)人命を救いたいという、その純粋な学者魂は、仏法でいう声聞、縁覚界を越え、菩薩界の働きさながらのように思われます。

 その姿から、私は先駆者として世の中を変えていく人の精神を感じました。未知なる世界に挑戦する勇気と知性、情熱と行動、そして苦しむ人のためになりたいという人間愛・・・世の中を変えゆくフロンティアとしての資質を、何とたくさん持ち合わせた人だろうと思いました。長髪の野武士のような風貌、学生たちと、また自宅で奥様と、磊落(らいらく)にお話されている飾らない人柄にも好感がもてました。

 世界を変えゆく力・・・それはどの世界であれ、まさに情熱ではないか?私はそう思います。何かと戦うこともない情熱なき生き方は、食べて寝るだけの動物とあまり大差ないようにさえ思えてしまいます。



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      <阪神大震災から10年ほどたった頃の神戸の夜景です。美しさよりも
        震災の傷跡を、まだ強く感じながら眺めていました。>(六甲山頂付近より)


 
 私も日頃、自分自身に「情熱の火は燃えているか?」と尋ねてみます。もちろん、世のための研究をするような資質も持ち合わせていないわけですが、それでも今は日蓮大聖人の仏法をたもって生きる身であり、世界とは言わずとも地域の広宣流布に対して、私なりに責任と使命を感じてもいます。

 魔軍と戦う勇気はあるか? 折伏精神はあるか?その情熱を絶やさず、日々、行動していかねば、10年たっても広宣流布は絵に描いた餅にすぎない・・・そう思います。

 情熱があれば、惰性や諦めの心と戦うことができます。また一日を大事な目的のために使うことができます。死ぬ時から逆算しますと、時間はどんどんなくなっていくわけで、いかに今日一日を生きるか・・・

 偉大な人というのは才能ではなく、生涯、夢の実現に向かって、情熱の炎を燃やし続けられる人なのかもしれません。

 仏法に巡り合えたこの千載一遇のチャンスに、広布のために貢献したい、後継の人を何とか育てたい・・・一歩でも精進して強い人間になろう・・・そう日々、決意を新たにしゆくものです。

 自らが決めたゴールに向かい、ひたすら歩きゆく人生・・・それこそが人として輝く、また豊かな実りある人生であり、悔いの残らない価値ある生き方であると、番組を見ていて意を強くしました。

 そういう情熱を傾けられる信心に巡り合えたことに、今は心から感謝したいと思います。

 

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コメント
新年から喉が痛くて、今回酷い咳がでました。
仏壇に座ることもできず、只寝ていました。
健康でお役に立てるように更に頑張っていきたいです。
新年勤行会で、未年は前に出てきなさい。と言われ数人が今年の抱負を叫びました。
私は折伏するぞーと叫びました。
王者の剣さん私負けないでがんばります。
糸吉dot 2015.01.12 22:40 | 編集
糸吉さんへ

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 風邪ですかね?つらい時は暖かくして無理をしないでゆっくりするのがいいですよ。
私もよく風をひいていましたが、ここ数年はインフルエンザ以外、あまり風邪を引かなくなりました。

 この時期、人込みはなるべく避けたり、マスクは嫌いですが、人の多いところではつけるようにしています。

 新年勤行会で前に出て叫ぶなんてすごいですね。今年はきっと大きく変わりますよ。

 焦らずに、毎日一歩ずつ、こつこつと歩いて行きましょう。ウサギとカメなら、最後はカメが勝つこともあります。(笑)そういう考え方も、長いマラソンレースには大事ですね。

 ではまた。お体を大切に。
王者の剣dot 2015.01.13 09:28 | 編集
我が郷土・福島県の生んだ細菌学者・野口英世博士を
彷彿とさせるとお話ですね。
法華経の世界観をベースにすれば、まさに、
その方たちは『迹化の菩薩』なのでしょう。

南無妙法蓮華経伝え広める資格は持ち合わせて
いませんが、久遠の仏・釈尊の直弟子として、
末法今時においては、南無妙法蓮華経の法に則る
社会を標榜し、その法を直接護持する「法華経の行者」を
守護する働きは持っています。
※ご本人が意識するとしないとに関わらずですが。

対して、
『今は日蓮大聖人の仏法をたもって生きる身であり、
世界とは言わずとも地域の広宣流布に対して、
私なりに責任と使命を感じてもいます』
との誓願を実践しようと情熱を燃え滾らせている
剣さんは、久遠元初の本仏・日蓮大聖人の直弟子であり、
まさに、本化・地涌の菩薩の姿そのものですね。

見習わなければいけないなと、外交辞令ではなく、
本心からそう思います。
福島の壮年dot 2015.01.15 16:29 | 編集
福島の壮年様

 私も記事を書きながら、野口英世博士を思っておりました。福島のご出身とは知りませんでしたが・・・

『迹化の菩薩』のお話もなるほどと思いました。野口博士や高田氏のように人も頭も優秀な人が『迹化の菩薩』で、暗愚な私なんかが『本化の菩薩』とは・・・これだから法華経は難信難解ですね。

 世間の人が尊敬するどころか、どちらかと言うと侮られておりますが、せめて内証ばかりは、一人仏と覚悟していこうと思います。

 仏法に出会ったことは、下女が王の子をもうけたようなものであり、乞食が大王の膳に会ったようなものです。それが本当にわかれば、信心した値打ちもあると言うものです。

 また今後ともご教示の程よろしくお願いします。



 



王者の剣dot 2015.01.15 20:58 | 編集
遅ればせながら、本年も宜しくお願いします。
旧年中は色々とお世話になり、有難うございました。

正直言いますと、何かとやるべきこと等も多く、最近のご投稿の全てに目が通せていません。
これから少しずつ追いついていきたいと思います。

拙ブログ3.0 へも貴ブログをリンクさせて頂きましたのでお知らせします。
今年も一段と良き一年でありますように。
今年は信心も生活も殻を1つも2つも破って、境涯が開き高まったと言える一年にしていきます。
今年も、ご指導・ご鞭撻を宜しくお願いします。
レオdot 2015.01.17 00:32 | 編集
レオ様

新年明けましておめでとうございます。

ブログの方はいつも拝見しています。私と違い、レオさんはまじめな人柄ですので、
きっと大成長されゆくことと思います。

私も老齢の母を抱えています。イライラすることもありますが、その時に思い浮かびますのは
池田先生の「親孝行をしなさい。」の言葉です。でもそれができなくて、反省しきりの毎日ですよ。(笑)


正月から10時間題目、お疲れ様でした。
清々しく一年を出発されたことと思います。

教学も行も深まって、素晴らしい年になりますようお祈りいたします。
こちらこそご指導の程よろしくお願いいたします。


王者の剣dot 2015.01.17 10:30 | 編集
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