2016
03.16

「私、信心がんばります。」

Category: 未分類


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 世の中にはふとしたことから知り合いになり、その人の人生に大きく関わるということがままあります。特に信心していますと、仏縁としか言いようのない出会いがあるものです。私とある婦人の親子の方もそんな不思議な御縁のように思います。

 その親子の方の家は古くからの老舗の和菓子屋さんでした。御主人が重い病に倒れられてから家業が傾き、お母さんが和菓子を作り、それを車に積んで行商をしておられました。実は最初の出会いもその和菓子を売りに、少し離れた私の住む地域を訪ねてこられたのがきっかけでした。

 お母さんも80近い高齢で慣れない行商だったのでしょう。最初、きれいだった新車が来るたびにあちこち傷だらけになっていきます。いつか事故でも起こされたら大変や・・・そう思って見ていました。

 何度か来られるうちに、いろいろと悩みを聞くことになり信心の話をしました。我が家の仏間に上がってもらい、すぐに一緒に題目を三唱しました。別の方からも勧められていたこともあり、その後しばらくして、御主人も含め一家で入会されたのです。

  入会してほどなく御主人が亡くなられ、和菓子屋も維持できなくなり、商売を畳んで親子二人で生活保護を受けられました。その娘さんも「不安神経症」(パニック障害系)があり、 ちゃんとした仕事にはつけなかったのです。そのような状況でしたので、信心にもなかなか確信がもてず、親戚兄弟からも見捨てられ、「悪いことが続くのはやっぱ、毘沙門さんを捨てたか らやろか?」などと当初は言っておられました。

 入会前後にはお金を借りていた知人男性から、使い走りや食事の世話までさせられていたそうです。私が出会った頃も、日に日にやつれていかにも薄幸という感じで、「不幸」という二文字がどこまでもどこまでもその親子を追いかけてくるように思いました。

 お母さんはパーキンソン病があり、娘さんもストレスがひどかったのか、入会後に乳がんを発症されました。幸いにも初期だったこともあり、少しの手術ですんだそうです。そして先日、一年たった検査で経過に異常なく、大丈夫ですとの結果をもらわれ、うれしさのあまり歓びの電話をしてこられました。

 ちょうど手元に東北の友へと先生が贈られたエッセーを読んだ後で、「一番苦しんだ人が一番幸せになる」との言葉を彼女に伝えました。電話の向こうで「ほんまですか?うれしいです。」と泣いておられました。

  そのあと、しばらくしてからメールが届き、そこに「私、信心がんばります。」と書いてあったのです。私は彼女の生命に幸福に向かっていこうとする「発心の灯」がともったように思いました。

 こういう人に本当に幸せになってほしい・・・そう思わずにはいられません。 「眷属」という言葉がありますが、私もこの方たちの支え、善知識になって仏法の世界にもっと導いていく使命があることを感じます。婦人部員で,地区も違うため、お会いしに行くこともあまりできませんが、電話でもメールでも励ますことはできます。

 「この発心が、一生成仏の大因となりますように!」そう深く祈りました。いつか暖かな春の陽射しの下、はじけるような笑顔で親子二人生きていってほしい・・・そんな日が来るのを想像しながら、私も寄り添っていきたいと思います。





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コメント
「私、信心がんばります。」
これだけで 充分ですね
おめでとうございます
ちよdot 2016.03.17 10:58 | 編集
ちよさんへ

法華経は病ある人のための経ですね。

目に見える病、目に見えない病・・・
医者に通わないだけで、私も病はたくさんあります。

最近は何かと女性の方と信心することが多くなりました。
地区も大半、婦人部とやっています。(なぜか打ち解けて・・・)
さしずめ妙法の婦人科専門です。(笑)

女性の方と話している方が面白いというか、何でも肝心なこと、ツボを御存知ですね。
男性はどうも信心が単純で淡泊・・・ねちっこくないです。
いい意味でねちっこくないと、信心は強くならない…そう思います。

この記事の娘さんのように精神疾患がある場合はゆっくりといくしかありません。
先日、鬱を持っている友人男性と話しましたら、だいぶ鬱を乗り越えてこれたそうです。
で、「どうやってよくなったの?」と聞きましたら、
満足する信心をするようになったのだということでした。

信心を義務的に考えないで、短い題目でも満足して唱えるんだそうです。
そして自分と御本尊様をほめていくのだそうです。
やはり感謝の世界を志向していくようになってから、精神状態もよくなってきたそうですよ。

「信心がんばります」と私も宣言して・・・春の到来と共に、
いよいよ題目を唱え抜いて行きたいと思っています。










王者の剣dot 2016.03.17 13:31 | 編集
くしゃみしゃみ様

こんにちは。

お母様大変ですね。
またくしゃみさんも見舞いに帰れる体力がないとは・・・心配です。

御様子から考えますと何とか帰ってあげたいところですね。
事情がわからない私があれこれ言えませんが・・・

お母さんが未入会でも親子は一体と思えば、くしゃみさんの信心が
お母様に通い流れることは間違いないですよ。

帰れないならしっかりとお題目を贈ってあげてください。
陰ながらご無事をお祈り申し上げます。




王者の剣dot 2016.03.17 16:39 | 編集
婦人部を敵にまわすと 学会では生きていけませんからね(笑)
特に ○○長とついてやら 尚更(大笑)

信心を義務的に考えない
これって 大事ですよね
最近できた私の友人
毎日 勤行した
お題目 何分 って 報告します
権利が分からないって・・・
心の病 厄介です

王者の剣さんは 体 悪い所あるの?
季節の変わり目 ご自愛ください
ちよdot 2016.03.18 06:20 | 編集
ちよさんへ

男性でも女性でも、上から目線の癖がついてしまった幹部さんはお付き合いしにくいものです。
婦人部なんかでも、衣服やアクセサリーを自慢げにやる人もいますからね。
「境涯革命」「人間革命」が贅沢な暮らしだと思っているんでしょう。
死ぬ時には持っていけないものばかり。(笑)

私の病は貪瞋痴(とんじんち)病です。さらに慢性増上慢、臆病というのも病気です。
やきもち、妬み、いじけと心の病満載なもので。
常備薬の妙法が万能薬で、だいぶ良くなってきましたよ。

鬱をはじめ心の病の多い時代ですね。
自立した信心ができるまで、根気よくサポートが必要です。
根負けしないようにいきましょう。
王者の剣dot 2016.03.18 10:11 | 編集
王者の剣さん、こんばんは。
良い折伏のお話ですね。
苦しんでる人の味方になりなさいとは、創価三代の教えですものね。
そして、その根源は日蓮大聖人であり、御書ですね。

”こういう人に本当に幸せになってほしい。”

そう思う創価学会員の大感情が、大聖人の仏法を世界192か国にまで
広げたのだと思います。
そこには、汗と涙の感動のドラマが幾重にも繰り広げられ、
勇気と希望を送り続けてくれています。

誠にありがたい限りですね。



コスモdot 2016.03.21 20:40 | 編集
コスモさんへ

コメントありがとうございます。
私も広宣流布の大河の一滴ですが、一滴即大河であり大海だと思っています。

ふとしたご縁で知り合った方と人生を共に歩いて行く・・・
特別な人でもなく、どこにでもいる一人一人が偉大であり、尊いと思います。
名もなき人々と一緒に、その人達を励まし幸せを祈っていきたいと思います。
そこに本当の歓びもあります。

最近は精神的な病の方と知り合うことも多いです。何かを教えるというのではなく、
話を聞いて寄り添っていく・・・ほめたたえていくことが一番です。
自分に使命があることを感じています。

題目の力で広布の道を切り開いていきます。
唱題行をがんばります。今後ともよろしく!
王者の剣dot 2016.03.21 23:00 | 編集
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