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変わることの歓び

 信心していくことの基本はどこまでも自分と向き合うことだと思います。自分を仏と悟るための信心ですので、自分の生命を掘り下げていく・・・「足下を掘れ、そこに泉あり」との格言を先生が良く用いられるのも、自分の宿命から逃げずにそこで戦いなさいということではないかと思います。

 周りの環境や他者を縁として、私たちの生命からは休むことなく様々な想念が起こってきます。「あいつ、腹立つなあ」とか「あの人といると楽しいなあ」とか、一日中何かしら思い続けている。私も最近こそ感謝や、歓喜が湧くような日常になりましたが、信心してから30年・・・ひどいものがたくさん出続けました。お酒に酔うと自分を見失うように、人のことは結構見えても肝心の自分が見えない、自分を省みるより人の批判に一生懸命な人もたくさんおられます。そういう厚かましい人ほど元気で威張っている(笑)それが世の中の現実ですね。

 私の先輩が良く「命の傾向性」ということを言われていました。臆病な人、増上慢の人、怨嫉の強い人、修羅根性の人、独善の人、裏思い、疑いの強い人、自己中と人間は実に様々です。そうした自分の命の傾向性というものは世間を鏡として映しだされます。

 その自分の傾向性を知ることも大切なことだと思います。悪い傾向性ばかりを並べましたがもちろん優れた傾向性もたくさんありますし、短所が長所として生きることもあると思います。

 その多くは人間関係の中で見えてくることが多いですが、私の場合は、信心してから他者への怨嫉の命が強いということを自分で感じておりました。焼きもちも結構あると思いました。特定の人を嫌ったことも2度ほどあります。あった瞬間からもう駄目だ、あわない、嫌だ・・・(笑)という命が噴出しました。「虫唾が走る」という言葉を肌で感じました。でもそういう人が不倶戴天の敵のように自分の生活で大きな位置を占めている・・・

 一人はとても傲慢な態度で地区部長をやっていた人であり、もう一人は仕事場の女性の方でした。しかも女性の方は私が嫌いだったにも関わらず、私を結婚相手として見ておられるという何とも困った関係でした。(笑)
 仏法には四苦八苦の中に「怨憎会苦」というのがあります。これは嫌いな人と暮らさなければならない苦しみですが、まさに毎日がその言葉通りの生活でした。昼間は仕事場でその女性の方の対応に疲れ、夜は学会でその地区部長と信心しなければならない・・・ストレスがたまったものです。
 



 それ以外に私自身の命の中にどこか「人嫌い」「排他的」な心があり、よく言えば「孤独を愛する」といった傾向が強くありました。休みの日も人との関わりを避けて、一人で深山や廃村に行き、写真撮影をしたり、古い寺の庭を眺めたり・・といったことが好きだったのです。その反面、他人と強調して地域の行事等で活躍するといったことはほとんどしませんでしたし、どこか斜に構えてみていたようなところがありました。

 こうした排他的な命は本当に人生をつまらなくし、また淋しいものにします。笑いの少ない独善的な生活になりがちだったように思います。人間というのは文字通り人の間と書きますので、やはり人を嫌う命が強くては、世の中的にもうまくいかないことが多い・・・それでまた自分の殻の中に閉じこもる・・・そんな繰り返しでした。

 それがここ数年、自分が大いに変革してきたのです。たくさんの地域の役などに関わったこともあり、それが楽しくて陽気で積極的な自分に変身してきました。それまで人に会うのがどこか不安な自分だったのですが、今ではどんな人でもまったく平気で、自分の考えを言えるようになりました。
 
 村祭りのカラオケ大会で踊りながら歌ったり、先日も人権学習会の幹事として、コンサートの企画、司会進行と大勢の住民の方と楽しい催しをすることができました。数年前の自分には考えられなかった地域とのお付き合いです。「あなたがこんな人だとは思わなかった」などと言われましたが、これもすべて学会の信心のおかげです。要は自分に自信がついてきたのです。どこに出ても、誰と会っても大丈夫、私は私で堂々としていられる・・・とそんな風になってきたのです。



 いよいよ広宣流布をする生命に代えていただいているのだと思います。人嫌いだった自分が「人間大好き」に変革し、相手を尊重できるようにもなりました。
「あなたのことが好きですよ」という思いは、口に出さなくても必ず相手に通じていくものです。そしてそれがまた自分に返ってくる・・・自然と人間関係が楽しくなってくるのです。人間関係が楽しければ、生きている苦しみの半分ぐらいは減ったも同然です。そして自分には無敵の信仰がある・・・もう鬼に金棒状態です。
 
 他者ほどありがたいものはない・・・信心に反対する人がいて私たちの仏道修行も成り立つ、そのおかげで幸福になることができます。その人たちは反対者の役を背負って私たちの信心を励まし、鍛えてくださっているのです。実にありがたい人々ではありませんか?だからその人達を愛し、今度は救っていくのが恩返しになるのです。

 この信心はまさに人間革命の信心です。不幸が幸福になるのですから、大いに自分が変わらなければならない・・
怨嫉の命を信心の火で燃やし、その悪い命が真逆の「人間大好き」に変わっていく・・・それを私は身で読ませていただきました。まさに変わることの歓びを知ったのです。

 この信心は良く無駄がないと言われます。その通り、自分の一番悪い宿命や三毒を利用して、幸福へと転じていくのです。だから煩悩の強い私などそれが転じた時にはさぞかし幸福も大きいだろうと頼もしく思っています。

 これからは大いに内外の人々と関わって、同じ時代を生きる仲間として、幸福と楽しみの方向に、共に上昇していける善知識の人でありたいと思います。



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Comment

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お久しぶりです。
更新されるのを楽しみにしていました。
今日は9年目の結婚記念日です。
辛いこと楽しいことありました。
今年は盲ろうの会員さんの願いであった座談会での手話雨通訳設置が認められました。
認めてもらうのに7年かかりました。
目が見えない、話せない、聞こえない辛さを理解してもらえるのに7年もかかるとは思いませんでした。信心しているから、幹部だから、理解してもらえると思っていました。
おかげで耳が聞こえない人と聞こえる人の橋になると師匠に誓い、その人生を歩む醍醐味を感じています。
日々新たに
  また日々新たに
     11月18日 です。
2013年11月18日(Mon) 13:30
Re: タイトルなし
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私のブログの更新を楽しみにしていただくなんて世界でも貴重なお方です。ほんと恐縮です。年末まで何かと忙しくなりそうで、ブログの更新も最近ままならないと感じています。男子部の唱題会にも参加させてもらってます。唱題、折伏の実践ができてこそのブログですので、本末転倒にならぬよう、自分が今一番なすべきことを優先にやっていくしかありません。更新が遅れましても元気でやっていますのでどうか気長にお願いします。

手話の件、大変ですね。まるでどこかの省庁の話を聞いているようで、お役所でもないのにね。人権の方でコンサートやっていただいた石田裕之さん(youtubeで「石田裕之 やっぺす」で検索)というシンガーソングライターの方も絶滅希少動物や環境問題、震災支援、バングラディシュなど多岐に活動されていて、弱者に寄り添うこと、守ることが人権の第一歩なんだと教えてくださいました。また「あれもダメ。これもダメ」ではなく、できることから一つづつやることですとおっしゃっていました。うるとらまんさんの地道な活動には頭が下がります。根気よく弱者の味方で頑張ってくださいね。
2013年11月18日(Mon) 16:11
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剣さん、こんばんは。
まだまだ葛藤中です(^^;)
大きく頷きながら、
読ませていただきました。
>>人に会うのがどこか不安
お題目で気合いを入れてないと
会えないときがあります(^^;)
ええいっ!と勢いつけないと・・・。

>>自分の考えを言えるように
>>誰と会っても大丈夫、
>>私は私で堂々としていられる
私も早くそのようになりたいです。
誰に対しても堂々と、
そして、包み込むようなという
感じになりたいのです。
それなりに長いあいだ
悩んできたので
本当に、
このへんで変えたいです。

剣さんの、こちらの記事を
読ませていただいて
希望が持てました。
ありがとうございます(^^)

私も気長に
剣さんのブログ
楽しみにしています(*^^*)
2013年11月18日(Mon) 18:14
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あらー 私だって、更新楽しみにしているわよー
苦手だった人がいるなんて、今は感じられませんね
すべての事に意味があり、すべての事に感謝
そうできるように、日々感謝です
うるとらまんさんにも、すっごくお世話になってます
同志っていいね
2013年11月18日(Mon) 23:40
Re: タイトルなし
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ちよ様

そうでしたか?恐縮です。皆さん、多筆、速筆でおまけに多才な方が多いので、いつも感心しています。こちらは忘れたころに更新するのでいっぱいです。月に2度ぐらい、せめて1年はと思って始めたブログですが、あわただしさに負けそうな感じで、みなさんのブログにお邪魔するのがせめてもの楽しみです。コメントくださる方のブログなどを中心に面白く拝見しています。みんな個性があって応援したくなりますね。「みんな違ってみんないい・・・」みんなで幸せになっていけるよういつもお題目を送らせていただきます。
2013年11月19日(Tue) 10:05
変身ベルト
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えむ様

  私もあれこれ悩んで、長年、一生懸命やっても罰が多くて、「私のような人間は仏にも見放されている」と思ったこともありました。けれど今やっと太陽が昇り始めました。冬が春へと転じてきたのです。頭で考えて幸福になるなら信心はいりません。やっぱ、この身をなげうって、唱題、折伏、学会活動を地道にやり抜く以外にないと思います。世間や組織の見栄ではなく、一心に御本尊様を求め抜く以外に策も方法もありません。その心に立ったらどんどん開いていきます。妙の照覧は絶対ですよ。「陰徳あれば陽報あり」です。
 変身ベルトはちゃんとえむさんの心のポッケに入っていますよ(笑)
2013年11月19日(Tue) 10:09
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怨嫉の命を信心の火で燃やし、その悪い命が真逆の「人間大好き」に変わっていく・・・それを私は身で読ませていただきました。まさに変わることの歓びを知ったのです。

頷きました。対話を拒否し続ける幹部に嫌気がしていました。そんな命を心の病ある同志、耳が聞こえない同志のことを一番に考えました。すると幹部から話し合いたいとの電話です。新任の支部長でした。彼に今までの幹部の理不尽な対応を話しました。
驚いてきました。しかし、過去のことを言い争っては何も生まれない。

心の病ある人の信心で蘇生のドラマをつくろうと意気投合しました。そのところはブログで紹介しています。
怨嫉の命を信心の火で燃やし、その悪い命が真逆の「人間大好き」に変わっていく・まさにそのことを体験しました。お陰様でワクワクする信心でワクワクする人生です。
10年の月日は無駄ではなかったんですね。
2013年11月19日(Tue) 11:42
奥様によろしく
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うるとらまんさん

再度、結婚記念日おめでとうございます。11.18とはおめでたいことで、きっと夫婦仲もいいのでしょうね?
いい幹部さん、いい同志に巡り合うことほど大切なことはありませんね。心ある人に出会うと一気に開けていくことがあります。うるとらまんさんの努力と祈りの結果ではないでしょうか?弱者のために頑張ることはできそうでできないことです。それを実践されていること自体うるとらまんさんは菩薩の人ですね。
2013年11月19日(Tue) 17:57
Re: タイトルなし
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蓮華様

コメントありがとうございます。ご質問の件ですが私には少し荷が重いご質問ですね。また鍵付のコメントですので、私の返事だけが公開されます。それもどうかと思います。ご質問については私のような教学に暗いものが軽々に言うべきことではありませんし、お会いもしていないのに、コメントを読んだだけでは正直わかりません。あなたが書かれておられたように、理屈ではなく体でわかるとおっしゃっていますので、人にどうでしょう?と聞くようなものでないことだけは確かです。すごい信心をされていますので、また一緒に精進していきましょう!きっと御本尊様が教えてくださると思います。更新が遅れがちですがまたお寄りくださいね。
2013年11月19日(Tue) 19:08
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王者の剣さま コメント有難うございました。
もう何も考えず、広宣流布の為だけに精進して参ります。
次回の更新楽しみにしてますね(^^)
2013年11月19日(Tue) 21:55
よろしく!
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蓮華様
こちらこそすいませんでした。もっとも大事なことですので、軽はずみに言えないこともあります。
思索しながら前進していきましょう!それこそが信心の目的なのですから。私もブログを通じて話せることがあれば書きます。アドレスを付記くださればお返事できることもあるかもしれません。これからもよろしくお願いいたします。
2013年11月20日(Wed) 13:46
はじめまして
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壮年部のケイと申します。
「命の傾向性」というものに悩み、検索していたら、こちらのブログに辿り着きました。
僕は男子部時代に圏男に何回か指導を受けに行ったのですが「全然変わってないな」と言われ、そもそも自分らしく生きる事が目的ではないのかと反抗して以来・・・それでもそのまま素直にご本尊様には、祈ってきました。
おかげで非Kと言われても仕方ない状況にあります。(会館警備のO会には着いてますが)
主様同様に組織と会社の人間関係に悩み、仕事については今年いっぱいで退職する事にもしました。
宿命打開と頭にはあるものの、祈っても根本的な命の傾向性を変えられず悶々としています。
何かヒントをいただけないでしょうか?

2016年11月17日(Thu) 15:54
決意の信心を
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ケイ様

コメントをありがとうございます。

みんなそういうところを通り、悩みながら信心を学んでいくのだと思います。
組織に出る出ないはその人の事情もあると思います。
素直に御本尊様を信じ、自分から逃げないで、そのことで悩んでおられるのですから、絶対大丈夫です。

あなたが自分から喜んで御本尊様を拝めるようになれば功徳は出ます。
悪が滅するのですから、悪い命が消えていい命が出てきます。
命の傾向性と言っても、嘆く必要はないと思います。
私なんかもすごい業を持ってやっています。(笑)
悩みが大きいほど功徳が大きいのがこの信心です。

大事なことはこれからどうするかではないでしょうか?まず自分がどうなりたいのか・・・
それをしっかりと決めて祈っていく事だと思います。それからすべてが変わってきます。
今は非Kでもこれからどうしたいのか?私の場合は「必ず組織で戦っていく」と決意してやってきました。
そして無理なく組織で戦える人間になりました。その方向に変わっていったのです。
すべてそのやり方です。「池田先生と不二になる」「大境涯になって見せる」そう深く決意して挑戦しています。
するとそういう自分がいつしか出てくるのです。
いかに決意が大事か・・・凡夫が出せるのは志(こころざし)です。

「人間関係で悩むなら、それを必ず乗り越えて見せる」
「今まで以上のいい会社に就職するのだ」等・・強く決意して祈っていけば必ず
その方向に命が向かっていきます。そうでないと祈りが叶わないことになってしまいますよね。(笑)

私も本来、気弱ですが今は強くなりました。そういう強い命が私にもあり、決意と祈りで出てきたのです。
あなたも同じです。今の自分は仮の自分のようなもので、本当のあなたは仏なのですから、
「もっと強い自分になる。本来、自分は逞しい人間なのだ」と、決めていけば出てきます。

人それぞれ事情は違いますが、祈りの叶う方程式は同じだと思いますので、
参考になればうれしく思います。



2016年11月18日(Fri) 11:43
Re:決意の信心を
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王者の剣様

お忙しい中、突然の相談にも関わらず、真摯に向き合っていただき、そして、ご返事いただいて本当にありがとうございます。

本日は11月18日。朝は心からの感謝の勤行唱題でスタートいたしました。

そして決意を新たに…なら今だなとの思いで読ませていただきました、
また同じ悩みを持つメンバーもいるのだろう、そんな人達の気持ちも分かってあげられるような自分になれれば…そう思えるようになりたいです。
指導に添えば「なると決めるのだ」なのですが(笑)

日に新たに、日日に新たに、又た日に新たなり。ですね。

とても心が軽くなり嬉しく感じています。
また悩みになるのか、打開できたことなのかは判りませんが報告させていただければ幸いです。

本当にありがとうございました。

ケイ
2016年11月18日(Fri) 13:41












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